日原鍾乳洞が怖かった話、奥多摩にはもう行きたくない!

ミステリー、オカルト

奥多摩にある日原鍾乳洞(にっぱらしょうにゅうどう)に行って恐怖を感じた話をしたいと思います。
※先に行っておきますが心霊現象は起こっていません。私の心の中で色々な物をきっかけに恐怖が沸き起こった話です。

なんだかずっと心に引っかかっていたのでここで書かせていただきたいと思います。



後で調べたら、心霊スポットだったみたい?事件も起こったとか?!

ある時日原鍾乳洞に行ったのですが、怖いと思ってもう二度と行きたくないなと思った話をしたいと思います。
記憶も定かではなく、なんとなく自分が感じたことをとりとめもなく書きます。

そこで何か恐怖を感じたので、何年か後にネットで検索したところ、事件があったり心霊スポットと言われていたりして、やはり怖い場所だったんだ?!と、なんとなく腑に落ちたという話です。


日原鍾乳洞には人に誘われて、なんとなく行きました。


かなり前の2005年くらいだったと思いますが、ある知人に誘われて「日原鍾乳洞」に行きました。
何の知識も興味もなく行ったのですが、帰ってきた時にはもう二度と行きたくないという恐怖体験の思い出の場所になってしまいました。


最初に怖かったポイント【公衆トイレ】


一番最初に遭遇した恐怖体験は、日原鍾乳洞の前にある公衆トイレでした!

私が入ったのは、ボットン便所だったのですが、ボットンする穴が大きく、「子供が入ったらこの穴に落ちるかも?!」と、そこにまず、最初の恐怖を覚え、恐る恐る用を足しましたが、穴が真っ暗で全く底が見えず・・。底までの距離が全く想像出来ませんでした。

「その穴の先がどうなっているのか?」が気になって仕方がありませんでした。
崖の上に立っているような作りだったので、まさか崖下に直接ボットンしているのか?!と怖くなりました。


「落ちたら死ぬやつ?!子供が間違って入ったら死ぬ?!」と恐怖に苛まれました。


全てがうろ覚えなのでよくわかりませんが、このトイレの構造が今でもすごく気になっています。
果たしてそのボットン便所の穴の先には何があったのか?
崖下に直接ボットンだったのかどうか?!をわかる人がいたら教えて欲しいです。
流石に環境汚染になるので、直接崖にボットンはないのかな?なんて考えますが、未だ謎です。


私はかなりの心配性で、最悪の事態を脳内でシミュレーションする癖があるので、「子どもって、身体を自在にくねらせてすり抜けるのが得意だから、しっかり掴んでいても落ちてしまうのではないか?!」なんて、子供がするっとその穴に落ちていく様子が目に浮かび、そのうえ穴の底は遥か下に続く崖下なのかもしれない?!落ちたら糞の中で死ぬしかないのか?!という恐怖満載な感情が発動したところから、私の奥多摩・日原鍾乳洞の恐怖体験が始まりました。


日原鍾乳洞には祠があったりしてなんとなく怖かった…。


私は何の情報もなく行ったのですが、改めて調べてみると賽の河原やら三途の川など、霊場の様な名称の場所がありますね。

私は何の興味もなくただ連れられて行っていたので、何も見た記憶はありません!
賽の河原や三途の川などの看板も見た記憶はありません。
20年近く前のことなので、そもそもあまり記憶に残っていないのですが…、

はっきりと記憶にあるのは、階段で足を滑らせたこと、洞窟内に変な穴があって不気味だったこと、祠のようなものがあったので怖かったことです。

何だか怖かった!というイメージしかありませんでした。


遺体発見の情報提供の紙が怖かった


怖いトイレ、怖い洞窟に続き、次の恐怖は、遺体発見の張り紙でした。
これが、私の中に「奥多摩=怖い」のイメージを植え付ける決定打になったかもしれません。

帰りのバス停の張り紙に、河原で女性の遺体が発見されたので情報提供を求めるという内容(内容はうろ覚えなので全然違うかも?女性の遺体ということしかちゃんと覚えていないけど、バラバラ死体だったような気がします)の張り紙があり、それがそれまでの恐怖感情に重なって恐怖心に完全に火をつけられたのでした。

「死体だと?うわ、死体発見されたところに私いたかも?!気持ち悪い…怖い~!」と、ただならぬ何かを感じて、ここに来るべきではなかったと感じた決定的な瞬間でした。
事件現場に来たなんて嫌ですよね…。

それを見た瞬間に、今まで感じたトイレや洞窟の恐怖と結びついて、なんかここは嫌だ!と感じる紐が一本につながったわけです。


帰った後もなんだか怖かった


「なんだか変な場所に行ってしまったな」という気持ち悪さを感じながら帰路に着いた私ですが、なんだか気持ちが悪くて直接家に帰るという気になれず、駅前の飲食店に立ち寄って食べたくもない食事をとってから帰りました。

「何かおかしなものが憑いて来た場合は直接家に帰らずに、どこかに寄ってから帰るのがいい(家に帰る前に別の場所に霊を落としてくる的な感じ?)」という情報を後に耳にして、今思えば、私は直感的に正しい行動を取ったのかも?と思いました。

実際に霊的なものが憑いたとは思っていませんでしたが、恐怖を感じたまま暗いイメージがこびりついていたので、気分転換してから帰りたかったのです。

私が感じた恐怖体験をまとめると、その場所に恐怖を感じるきっかけが多くて、自ら妄想して作り出した恐怖だったんだと思います。
あるいはその土地の持つ不穏な空気を敏感に感じ取って、正しく恐怖を感じただけなのかもしれません。

テレビを見ていて奥多摩が出てくる度に、「うわ、奥多摩だ。嫌な場所だ、二度と行きたくないな~。」と、その時のことを思い出すくらいに、ずっと心に引っかかっていました。



調べて分かった、日原鍾乳洞に関する怖い事件やあれこれ


そして最近ふと思い出して、日原鍾乳洞について調べたのですが、「私がその場所に恐怖を感じ取ったのは間違っていなかったんだな!」と腑に落ちるくらいには曰く付きの場所でした。

「日原鍾乳洞 事件」で検索すると出てくると思います。しかも事件は1個ではなく複数あるみたいです。

やはり「山奥・洞窟」となると「行方不明、事故、事件、死体発見」とは無縁ではないようです。


とりあえず私はもう奥多摩には行きたくありません。
心深くに「怖い場所」という風にインプットされちゃったので…。
実際にその土地がどうのというよりも、私の感情がそっちに発動するようにセットされたので無理!という感じです。

そして、むやみに鍾乳洞などの霊的な気配のする場所(暗いジメジメしたところ)には行かないように気をつけます!
どこかに行く時は調べてから行くことにします。

あと余談ですが、奥多摩の山にある集落を歩いていたら、民家の庭にやたらとでかいサボテン(人の身長より大きい!)があったのも印象的でした。

それも一軒じゃなくて何軒かの家にあったような気がします。
「日本にサボテン?しかも巨大なサボテン?!」と、これもまた不思議な体験でした。
もしかしたら、魔除けの意味があるのかな?なんて思いましたがどうでしょうね?
地元の方は何かを感じ取っていたりするのかな?なんて勝手に想像してしまいました。


とにかく奥多摩は不思議な場所というイメージです。
私としては異空間に迷い込んだような不思議な思い出でした。
後からネットで調べて納得という感じです。
改めて実感しますが、鍾乳洞には二度と行きません!!

私は何であんな怖い場所に行ってしまったのだろう?どうして私をわざわざあんなところに誘ったのだろうか?と誘った相手をちょっと不可解に思ったりもしました…。



あとがき


私は、「なんであんなところに行ってしまったのだろうか?!」と今さらですが思います。
人一倍怖がりの私ですから、前もって調べていたなら決して行かなかったであろう場所です。

そもそも行った日も悪かった。
雷雨の当日か翌日だった(20年近く前なので記憶が本当に定かではない)と思います。
川の水かさが増して濁流が勢いよく流れているような不気味な雰囲気でした。

この記事を書くにあたり、改めて日原鍾乳洞に関して調べたのですが、そこには「縁結び観音」というものがあるみたいですね。

実はそこにはお見合い相手に誘われて行ったのです。
なぜこの場所をそのお相手は選んだのか?!
もしかしたら、縁結びのそれが目当てだったのかな?と思いました。(実のところはわかりませんが…。)
しかし皮肉にも私はこれをきっかけに、このようなマイナスモードのところに連れてくるのはご縁としては良縁ではないのだろうな?という直感のようなもの感じて、はっきりとお断りの決意をしたという覚えがあります。(どの道断っていたとは思いますが…。)

今改めて思い返すと、「なぜこのような険しい場所を選んだのか?!」と、もし会う機会があったならば問うてみたい気持ちになります。(※怒っているわけではなく、単純に不思議に思ったので…。)


……って、ホントにとりとめのない独り言になってしまいましたが、
お読みいただきありがとうございました!




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