はるか昔に泊まった久米島の旅館で不思議な体験、謎の記憶があってずっと気になっていたのでここで書きたいと思います。
先に言っておきますが幽霊は見ていません。
旅行先で不思議な体験をした、不可解な物を見たという記憶の話です。
小さい頃の記憶なので、うろ覚えだったり記憶が書き換えられている可能性があります。
うまく話をまとめられず、読みづらい部分がありますのでご了承くださいませ。
久米島の不思議な旅館の謎の記憶
今から40年ぐらい前の話です。
私が小学校1年生~3年生ぐらいだったと思います。おそらく1980年ぐらい。
その頃私は、父親の転勤で小学校1年から3年までの3年間だけ沖縄に住んでいました。
そして、沖縄の久米島に旅行に行った際に旅館で不思議な体験をした記憶がずっと謎のまま心に引っかかっていました。
その宿には、台風で帰ることが出来なくなって何日か延泊することになったのですが、泊まった旅館がなんだかおかしな旅館だったのです。
泊まった民宿がなんか変
父・母・姉と私の家族4人でその旅館に泊まりました。
私たちの泊まった部屋は本館ではなく別館ということで、本館からちょっと離れたところにある古い和風の一軒家っぽい感じの民宿でした。
一組、若い夫婦が泊まっていたのですが、泊まっていた部屋が怖いとのことで、すぐに本館の方に移動してしまいました。
その部屋には額縁に「家訓」が飾ってあったそうです。
いかにも、他人の家にそのまま間借りしたみたいに感じて、落ち着かないですよね。
私も若い夫婦の立場だったら移動していたと思います。
他にも子供のいない夫婦が一組いたのですが、台風で延泊する時に本館に移動して、最終的に残ったのは子供のいる3組の家族連れだけだったようです。
台風で延泊してどこにも行けなかったので、持て余して、ダイニングのようなところでみんなでお湯を沸かしてお茶を飲んだりしていたみたいです。
その時に台所を見た母の話だと、台所には夏休みなのに、正月用の道具が流し台の中に放置されていたり、夜逃げした後みたいな印象で「なんだこれ?」と、違和感を感じたそうです。
とはいえ、父親同士が飲んだりしていてそれなりに楽しそうでした。
幸い小学生の子供ばかりがいる家族同士だったので、子供たちも一緒に遊んだりしていました。
運よくというか、必然的に(家族連れは居心地よりコスパ優先なので移動出来ないし騒いでも怒られないから丁度いい)ファミリー同士が残って、うまくやっていたから良かったですが、若いカップルはこういう場所は居心地が悪いですよね。移動して正解だったと思います。
隣の部屋とは障子で繋がっていた。
隣にある他の宿泊客(家族連れ)が泊まっている部屋との境は壁ではなく襖でした。
襖を開けると隣の部屋に泊まっていた家族連れの男の子とこんにちはって感じになっていたと記憶しています。
襖を開けて遊んだような記憶があります。定かではないですが…。
他の部屋と襖で仕切るだけって、抵抗ありますよね。
幼心に驚いたような記憶があります。
トイレが怖かった!
まあそんな古めの一軒家なので、当然トイレが怖いのです。
トイレが薄暗くて、トイレの小窓が怖いな~と、台風の風でガタガタ言う窓を見つめながら、トイレに恐々と入った記憶があります。
今思えばよく一人で入ったなと…。
子供だった私は普通に怖かったですが、親も怖かったと後々言っていました。
窓の外に落ちていた赤いインクのついた包丁
これに関して私は、自分の記憶なのか聞いた話なのかも定かではないのですが、姉の言う話では家の窓の外には、赤いインクのついた包丁が落ちていたそうです。
もはやインクなのか?血なのか?は確かめる術もないですが…。
この話に関しては、姉と何回か同じ話をして確認したのですが、何回聞いても忘れてしまい、今でも内容に自信が持てません…。
姉から聞いた話なのか、自分が見た記憶なのかすらも定かではありません。
窓を覗いたような記憶は残っているのですが、そこで何を見たのかをよく覚えていません。
インクだったっけ?血だったっけ?っていうかインクなんかついてたっけ?包丁なんか落ちてたっけ?
そもそも窓で何かを見たっけ?と…あまり自信のない記憶です。
後で改めて姉にもう1回聞いてみたいと思います。
もしかしたら、ただの包丁が落ちていただけだったのかも?
いやそれだけでも十分奇妙ですけど…😅
話してる(聞いている)うちに尾ひれがついた可能性があるかも?とも思います。
お互い子供だったんでね…。
もはや記憶に記憶を上塗りしている状態で、姉に聞いたところで本当の話は聞けないかもしれません。
姉の話だと、窓の外に包丁(赤いインクが付いていたかも?)が落ちていたということでした。
そして指名手配のチラシがその辺に貼ってあったとかで、それが怖さを引き立てたようでした。
誰かのいたずらだったのかな?なんて思ったり。
もはや謎の記憶でしかないですが…。
タイムスリップして実際にどうだったのか?を見に行きたいです…。
部屋の天井にタバコが大量に刺さっている謎の部屋
そして、私の記憶に焼き付いている最も不思議な記憶は、天井にタバコのような棒がたくさん刺さっていたという光景です。
もはや説明していも、自分でも何のことだかよく分かりません😅
その一軒家はもはや貸切状態だったので、他の家族の子供たちと、わーっと他の部屋を見に行ったら、ある部屋の天井にタバコのような棒がたくさん刺さっていて「これは何?」と不思議に思った記憶が強く残っています。
これは妄想ではなく自分の目に焼き付いている光景なので、実際にあった出来事だと思います。
とは言っても、もはや自信がないのですが…。
これは何だったのか?が未だに解明出来ません。
「天井にタバコ」で検索したり、色々と検索したけど出てこないですし、あれが何だったのか?が全くわかりません。
タバコだったのか?タバコみたいな棒だったのか?も定かではありません。
言葉では説明しきれないので、絵にしました。
↓こんな感じです↓
昔はこういう作りの天井があったのでしょうか?
誰かこんな作りの天井を知っていたら教えてください!
長年の謎を解きたいです。
記憶が定かではないので、どのような感じだったのかを詳しくは思い出せません…。
色々と想像してみると、それがタバコだとしたら、そこの元住人が暇つぶしに、火のついたタバコを天井に押し当てて天井にくっつけて遊んでたのかな?とか想像してみたり…。
いやそれにしてもそんな高いところにどうやってくっつけるんだい?
どう考えても不思議だよな~と、不可解な記憶として残っています。
沖縄特有の天井の作りとか、おまじないとかであんな風に天井に細工する習慣があったりしませんかね?
…っていうかそんな不思議な部屋がある家を旅館として使わないでよ!
そんな奇妙な家を!…と、少し腹が立ってきました。(勝手に見に行っておいてなんですが…😅)
これを書いていて、もはやこの記憶が幻なのではないかとも思えてきました。
異次元に入って見た夢や幻なのか?とか…改めて思い返すと自信がなくなってきます。
幻といえば、その旅館にいた時の会話の中で「キツネの嫁入り」というワードが出てきたんですけど、その当時生まれて初めてそのワードを聞いたと思うんだけど、その時私はその「狐の嫁入り」の様子を頭で思い浮かべた、あるいは夢でみたのを後から思い返した時に、それが実際に見た記憶のようにすり替わったような気がしたので、もう幻と現実の境界線が曖昧になっているような状態でもあるのです。
昔の記憶ってそういうものですよね。
夢と実際に見た記憶が混ざり合ってしまうんです。
狐の嫁入りは想像だったと思います。
だけど天井のタバコのようなものは絶対に自分が見た記憶なんです。
しかし、夢だったらどうしよう、ある意味そっちの方が怖い…😅
何度も姉とこの話をしているのにまた、勘違いだったのかな?姉もホントに同じものを見たって言ってたっけ?と、自信がなくなります。
今「タバコが天井に付いてる」で検索したら、
→友達が吸い終わったタバコに何かして天井に投げてダーツのようにくっつけていました なんか気になるので原理とやり方を教えてください
ヤフー知恵袋にこんな質問が出ていました。
やっぱりこのようなタバコを天井に付ける遊びが、あるんですかね?!
これなら天井に届きますよね…それが「謎の棒」の正体なのかはわかりませんが…。
でもこれをやった人はどうして天井を粗末にしてもいいと思ったんでしょうかね…部屋が台無しです。
それにしても、この「謎」のおかげで長い間、疑問を抱えさせられてたなんて…😅
本人の知らない所で他人を戸惑わせる事もあるんだな~なんて思うと面白いですね。
タバコを天井に付ける遊びに付いて、なにか知っていたら、教えてください。
紐で柱につながれていた子供
本館に行くと、小学校低学年位の子供が犬みたいに紐でロビーの柱に繋がれていていました。
子供はやんちゃそうで、わーってジタバタしていました。
おでこに「さとし」とかなんとかマジックで名前が書いてありました。
おそらく旅館の子供で、いたずらをしないように紐でつないでいたんじゃないかと親が言っていましたが、結構衝撃的な光景ですよね。
今だったら通報されますね。
昭和の時代には意外とつながれた子供を見かけることがあったみたいです。
私は繋がれた子供を見たのは最初で最後でした。
貴重な光景だったかもしれません。
これも奇妙な記憶の一つですね。
見た目はひどくても、紐で繋ぐというのは意外と安全な保護方法かもしれません。
子供がたくさんいたとして、あっちゃこっちゃいって危険な目に合うよりは、そこにつないでいた方が安全を確保できるので合理的だなと思いました。
ただ虐待目的で縛るのはもちろん良くないし、今現在それをやると虐待だと誤解されるのでやらない方がいいですよね。
でもちょっとつないでおきたい時がありますよね…😅
そういう時は小さい子の場合は歩行器やサークルに入れておけばいいんでしょうか。
小学生ぐらいになるともう、紐でつなぐしかないかもしれないですね…。
おかしな記憶がたくさんあった、久米島のとある民宿のお話でした
ミステリーかオカルトかは置いておいて、私にとってはずっと印象に残っていた不思議満載の民宿の記憶でした。
改めて考えると何も起こってはいないのですが…(包丁が落ちてたり、タバコが刺さってる天井があるだけでも十分奇妙ですが)私にとってはミステリアスな記憶です。
家族の中でもその民宿の出来事は不思議な思い出として残っています。
ちなみにその旅館は、Google マップで見たら閉館していました。
もう閉館してるんで名前を書いちゃいますけど、高里旅館という民宿だったと思います。
私が泊まった、あの民宿に泊まったことがある方がこれを読んでいたら面白いなと思います。
そこで奇妙なものを見ませんでしたか?私だけが奇妙なものを見たのかな?
あの時一緒に泊まったあの男の子とか、あの女の子とか、これを読んでないかな~なんて思います。
一緒にタバコの天井を発見したあの子たち…顔も名前も覚えてないけど、不思議な体験を共有したんだよね。
あの子達にとってはどんな旅行だったのかな?
私たちのように不思議体験として記憶に残っているのかな?
それぞれの角度から見た「不思議な記憶」として心に残っているのかもしれませんね。
今となってはいい思い出です…😅
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